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講師に「訊く」
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最近、コンプライアンスに違反した企業の不祥事が多いですね・・・・ |
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はい、2000年春以降、特に目立つようになりました。食中毒事件、リコール隠し事件、無認可添加物事件、牛肉偽装事件、鶏肉偽装事件など、相次いで企業不祥事が起きています。その特徴は、これらの事件のほとんどが「消費者重視の姿勢」に欠けていたために起きたことにあります。 |
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この講座は、どのような方に受講していただきたいですか? |
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基本的には、これからビジネス人生を始める「新人」の方々に受けていただきたいですね。ビジネスの世界に入って慣れてくると、多少正論からはずれることがあっても、「これがビジネスの慣わしなのか・・」などと、あきらめてしまったり、「みんなやっていることだから」と、鈍感になってしまうおそれがあります。しかし、それが多くの悲劇を生んできました。ですから、新人の方にこそ受講していただきたいのです。もちろん、ベテラン、役員クラスの方々にも受けていただきたいと思います。講座のなかでお話するように、「コンプライアンス」とは「消費者など、企業を取り巻く人々の期待に応えること」という意味です。どうしたら消費者の期待に応えられるか。これはビジネスに携わる人々にとって永遠の課題です。その課題の前には新人もベテランもありません。中堅以上の方々にも、ぜひ、もう一度、初心に返って「ビジネスへの志」を思い出していただきたいと思います。 |
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教材づくりで、ご苦労なさった点をお聞かせください。 |
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一つは、皆さんに興味をもっていただくために、新しい事例を入れた点です。読まれたときに「ああ、あの事件か!」と感じることができれば関心が持てます。でも、だからといって事件関係者の方々にご迷惑をかけることは許されません。そこで、事例についてはできるだけ詳しく、しかし、関係者の方々のプライバシーを守る範囲で、という点が大変でした。また、コンプライアンスというと、ともすると法律の固い話になってしまいます。そこで、説明文や、条文の紹介など、皆さんに興味をもっていただけるように工夫しました。それから、今回は特に「eラーニングの教材づくり」ということを意識しました。コンプライアンスに関連するウェブサイトをご紹介し、クリックしてそのサイトを閲覧していただけるような資料も作成しました。この資料はダウンロードして、みなさんの受講が終了した後も活用してもらえると思います。 |
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最後に受講者の皆様へのメッセージをお願いします。 |
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自分なりの正義感、理想を大切にして欲しいと思います。第二次大戦後の日本は、「とにかく、生産力をつけて復興しよう」を合言葉にがむしゃらに走ってきました。その過程で、ややもすると、消費者の権利・株主の権利・従業員の権利・近隣の人々の権利といった面への配慮に欠けるところがあったのではないでしょうか。そのツケが最近の企業不祥事となって現れているのです。いま、日本の企業社会は周囲も見ないで突っ走る時代から、消費者その他、周囲の人々に配慮しながら歩む時代に転換しようとしています。そのときに、最も大切なのは自分なりの正義感と理想です。この講座がそうした気持ちを持っていただけるきっかけになれば、大変な喜びです。 |
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